統合失調症の人が週に2回、フィットネスセンターやジムで1時間の運動をすると、症状の重さが減少します。リオデジャネイロ連邦大学の研究者が、学術誌「Revista Brasileira de Psiquiatria」に掲載された論文で、このことを書いています。このグループでは、単純な筋力トレーニングが最も良い効果をもたらしますが、有酸素運動と筋力トレーニングを組み合わせることでも効果が得られます。
筋力トレーニングを行っている男性は、ランニングやサイクリングなどの有酸素運動を行っている男性に比べて、長期的に見て脂肪の割合が低いことがわかっています。ハーバード大学の疫学者が10,500人の男性を12年間にわたって観察した結果、このような結論に至りました。
平均的な男性と平均的な女性とでは、体の構成や組成が異なることは周知の事実です。性差は生まれた時から存在します。男性は除脂肪体重(筋肉、骨、内臓)の割合が高く、女性は男性に比べて体脂肪の割合が高い傾向にあります。男性はお腹に脂肪がつきやすく(android型)、女性はお尻に脂肪がつきやすい(gynoid型)と言われています。
太りすぎは健康に悪影響を及ぼしますが、特に肥満の場合はその傾向が顕著です。体重が必要以上に多く、ダイエットに励んでいる方は、あくまでも歓迎です。たとえ脂肪を減らす努力が失敗に終わっても、その努力はあなたをより健康にすると、米国の研究者が学術誌「BMC Medicine」に書いています。